モネの「昼食」から想うこと
[2022.11.16]
「食べることは生きること」であり、食事は本来「幸せなもの」であるべきである。これは、当クリニックの食事に対する考え方です。
そして、糖尿病を患っていたとしても、「食べる幸せ」、「生きる喜び」を大切にして頂きたい、という思いから、当院の待合室にはクロード•モネの1873年の作品である「昼食」という絵画を、開院以来飾っております。
この絵は、ありふれた昼食の風景を描いただけの絵画にも見えますが、その色彩は明るさ、温かさ、鮮やかさに溢れ、まるで陽だまりの中にいるような気分にさせてくれます。昼食が待ち遠しくなります。
糖尿病の食事療法には「制限」がつきものですが、制限の中であっても「食べる幸せ」、「生きる喜び」を感じていただく為に私たちに何が出来るのか、当クリニックは常に患者さん一人一人に寄り添い、一緒に考えさせて頂きたいと思っております。